現在2歳になる娘が通っている保育園は、東京都の認可保育園です。
0歳から保育園に通っていますが、入園前は「いったいなにを用意すればいいの? 大変って話だけ聞く気がする……」ととても不安でした。
そこで、わたしが準備したものを失敗も含めてご紹介します。
少しでもこれから準備する方の参考になればうれしいです。
※注意※
園によって用意するものは違います。入園前に配布される「しおり」などで、各自必要なものをご確認ください。
また、娘の園は「布オムツ」を使用している園なので、紙オムツの方は「オムツカバー」は不要です。
0歳の保育園の入園準備リスト
※帽子・敷布団・保育ノートは園で用意してくれます
歩けるようになったら必要なもの
わたしが0歳の入園で用意したもののリストです。
基本的には、この0歳のリストにプラスして必要なものが増えていきます。たとえば、1歳になったら自分で飲み物を飲めるようになるので「コップ」と「コップ袋」が必要になります。
また、夏は「水着」、冬は防寒具として「ジャンバー」が必要になります。こちらは入園後、使用時期が近くなると別途園から「おたより」などでお知らせがきますので、その際にこどもに合ったサイズのものを用意するのがおすすめです。
さて、具体的に毎日持ってくるものについて、どんなものが指定されているのか細かくみていきます。
保育園の靴
・「マジックテープ」で止められるもの
・かかと部分に紐がついているもの
かかと部分の紐は、こどもがその紐を引っ張ってはいたりぬいだりしやすいように工夫されています。
反対にハイカットでブーツのような形の靴は、こどもが自分で足を入れにくいそうです。
2歳近くなると、なんでも「自分でやりたい!」という欲求が強くなるので、その手助けができる靴がおすすめです。
娘はクラスメイトのはいているアンパンマンの靴がずっと羨ましかったらしく、園庭に遊びにでる時にその靴を持ってきてしまうことがあったそうです。その出来事を保育士の先生に教えてもらい、あわててアンパンマンの靴を二足買いました。
保育園の敷布団カバー
お昼寝の際に、園で使うカバーです。
敷布団自体は通っている園で用意してもらえたので助かりました。
名前は白い布に書き、敷布団カバーを半分に畳んだ時に「名前」が見えるように中央に縫いつけます。
下の写真は、週末に持ち帰ってきた敷布団カバーを洗って干している写真です。
シーツ干しに活躍している物干しはコチラ。
保育園の毛布・タオルケット
こちらも敷布団カバーと同じく園でのお昼寝に使用するものです。
タオルケットは「春・夏・秋」に使用し、毛布は「冬」に使います。
わたしは縫い物が面倒だったので白い毛布・タオルケットを選んで直接油性ペンで名前を書きました。
保育園の敷パット
0歳のお昼寝の時のみ使用します。
園で指定されていた四隅をゴムで留められるものを買いました。
こちらも縫い物が面倒だったので直接油性ペンで名前を書きました。
保育園の食事用エプロン
食事の時に使用するので、よだれかけのように小さすぎない、袖のないものが指定されています。
わたしはビニール生地で、裏返すとお腹のあたりにポケットが出来、食べこぼしを受け止めてくれるタイプのものを使っています。
保育園の口拭きタオル
約20cm角のタオルが必要です。食事の際に濡らして口を拭いたり手を拭いたりすることに使います。
わたしは名前・汚れが目立つようにあえて白いタオルをまとめてネット注文しました。
枚数があるのでこうして畳んで収納しています。
半年使って、汚れたものは表に油性マジックで「ぞうきん」の「ぞ」と書いて、娘の食べこぼしなどを掃除することに使っています。
保育園のおしぼり袋
口拭きタオルを入れる袋です。
園からは「こどもが覚えやすいため、できれば敷布団カバー・靴袋と同じ柄で」とお願いがありました。
わたしはりんご柄で統一しました。
このサイトでは、同じ柄の敷布団カバー・袋が揃います。
人気の柄は完売になりやすいので、早めの購入がおすすめです。
保育園の下着
・袖無しまたは半袖
・伸縮性があり動きやすく、遊びやすいもの
・一人でも脱ぎ着しやすいもの(1歳以上)
ロンパースタイプではなく、上下が別になっているものにしました。
1歳を過ぎてトイレトレーニングがはじまるようになると、ロンパースの股の部分がびろーんと垂れてトイレについてしまうからです。
0歳入園の時に買った80サイズの下着は、1歳クラスでも引き続き使えています。
あと襟ぐりが広いもののほうがこどもが自分で着られるのでおすすめだそうです。
また、素材は吸水性に優れた綿100%がよいそうです。
冬になるとヒートテック素材の肌着を着せるママもいるようですが「教室内は床暖房なのでこどもには暑すぎてしまう」と保育士の先生から指摘がありました。
わたしは「無印」の下着を使っています。
先日の園の保護者懇談会では「良い肌着の例」として、貸し出されました!
保育園の上着
・ひも・フード・ビーズ・ボタンなどの飾りのないもの(危険につながるため)
・伸縮性があり動きやすく、遊びやすいもの
・一人でも脱ぎ着しやすいもの(1歳以上)
・調節しやすいもの
こども服はたいていどこかにレース、リボン、飾りなどがついているので、シンプルなものを探すのには苦労しました。
そこで、わたしは「無印」で購入しました。
無印週間のタイミングが合えばラッキー。肌着・上着をあわせてまとめ買いがおすすめです。
保育園のズボン
・半ズボン~七分丈のもの(足首が出るくらいの丈)
・チャックやボタンがなく総ゴムのもの
・サイズのあったもの
・ロンパースではなく上下が別になっているもの
・股にスナップがついていないもの
・伸縮性があり動きやすく、遊びやすいもの
・排泄時に上げ下げしやすいもの
・一人でも脱ぎ着しやすいもの(1歳以上)
・裾がすぼまっていないもの
1歳になってくると、自分でやりたい欲がでてきます。
そのため、0歳の頃から服のチョイスとして「一人でも脱ぎ着しやすいもの」を選びました。
足を入れる部分がタイトで細いと、こどもはその部分に上手に足を入れることができません。入れたとしても、ピタッとしているとなかなかズボンを引き上げてはくことができません。
裾がすぼまっていない、足にピタッとしすぎないズボンがおすすめです。
保育園のオムツカバー
娘の通っている園は珍しく布オムツの園なので、オムツカバーが必要でした。こちらも1日に2~3枚は必ず使うのでまとめ買いをしました。
※布オムツ自体は園が準備してくれます
保育園用の服は多めの準備がおすすめ
保育園では1日に2~3回ほど着替えるため、数日洗濯をサボると「着せる服がない」ということも。
こまめに洗濯するから大丈夫と思っていても、体調不良になると家事が思ったようにできません。特にこどもが保育園からもらってくる風邪は今までひいたことがないほど強力です。夫婦して風邪をひいて、2週間近く治らないことも。
そうなると後回しになるのはお洗濯です。上着・ズボン・肌着は多めに買っておくのがおすすめです。
もしくはこれを期に乾燥機の導入もありです。
どんどん時短していきましょう。
保育園用の服のサイズはぴったりしたものを
また、せっかくまとめ買いするならと少し大きいサイズを買ってしまいがちですが、サイズが合っていないとこどもの動きを妨げてしまうことがあります。なるべくぴったりしたサイズのものを着せてあげましょう。
保育園用の服で失敗した買い物
冬は寒いだろうとトレーナーの裏、ズボンの裏が起毛になっている服を買いました。
でも、教室は床暖房とエアコンが入っているので、こどもが暑くなりすぎてしまうから調節しやすい服をお願いします、と言われてしまいました。
そんな時に限って結構まとめ買いしちゃったんですよね。
買う前に一言、先生に相談しておけばよかったと後悔しました。
毎朝の登園準備便利グッズ
毎朝、保育ノートを記入する必要があります。
保育園から帰ってきてから登園するまで家庭でどのようなことがあったか、園が把握するために使います。
体調、怪我、またできるようになったことなどを書くようにしています。
毎朝書くのは大変ですが、しっかりと書くようにしています。娘がどう園で過ごしたいたかコメントが返ってくるので楽しみです。
体温計
毎朝、検温が必要です。
でも、こどもはじっとしていないもの。脇にはさんでも嫌がってしまうこともあります。そこで赤ちゃん用の体温計がおすすめです。
わたしが使っているのはオムロンの電子体温計けんおんくんです。
15秒でスピード検温できるので、とても助かっています。
体温計は朝バタバタと検温したらテーブルなどに置きっぱなしになってしまうことが多いです。そうすると翌日の朝にどこに置いたのか忘れてしまって探し回ることに。また、こどもが持って移動してしまうことも。
よくカーテンの後ろやテーブル、ソファの下に入り込んでしまっていました。
夫と反省をして、使ったらすぐにこどもの手の届かない定位置にしまうことを徹底しています。
なくしがちなので、しっかりしまう場所を決めておくのがおすすめです。
保育園の名前スタンプ
園に持参するものはすべて記名が必要です。
紙オムツにいちいち名前を書くのは「ポン」と押すだけの「名前スタンプ」を購入しました。
手書きと違ってにじむことも書き損じをすることもないし、時短にもなるので買って大正解でした。
毎朝の紙オムツにスタンプするだけでなく、下着、服、タオルハンカチ、靴、布オムツとあらゆるものにスタンプできます。
特殊インクを使っているので洗濯しても薄くなりづらく、ヘビロテで着た服でもしっかり名前が残ります。
年度の変わる3月末からは注文が集中しやすく、納期が遅れる場合があります。保育園の選考結果が通知される2月頃から、早めに注文しておくのがおすすめです。
インクが乾いてしまっても、別売りになっているので注文できます。
保育園だけでなく、小学校に上がったあとも活躍すること間違いなしです。
エコバッグ
保育園に持参する荷物は、特に週明けの月曜は量が多くなります。(金曜にお昼寝用のシーツ・タオルケットを持ち帰って洗濯するため)
月曜日に持参するリストはこちらです。
そのため大容量のエコバッグが必要です。
わたしが使っているのは巾着タイプの防水エコバッグです。
しっかり口が締まるので中身がこぼれ落ちることなく、また防水なので雨の日でも中身が濡れずに安心です。
保育園までの交通手段
保育園までの片道時間はどのくらいでしょうか。
徒歩で5分圏内であれば抱っこでも問題ないのでしょうが、わたしの場合は徒歩で20分弱。自転車で7分程度かかりました。そこで、園には自転車で送り迎えをしています。
こどもが1歳未満の自転車登園
こどもが1歳未満の場合はまだ腰がすわっていないので自転車の前に乗せることができません。
なので抱っこ紐でこどもを「おんぶ」して自転車で通っていました。
こどもが1歳~2歳半頃の自転車登園
やっと自転車の前に乗せることができるようになったので、電動アシスト自転車を購入しました。
抱っこ紐でこどもを「おんぶ」をしていた頃に比べると、格段に楽になりました。電動アシスト自転車なので少しの力でこぐだけでグングン前に進みます!
登園が楽になるだけではなく、休日の行動範囲も劇的に広がりました。おすすめです!
雨の日の場合
晴れていれば問題はないのですが、困るのが雨の場合。
こどもの月齢によって用意する雨具が違っているのでご紹介します。
こどもが1歳未満の自転車登園
「レインキャップ」をかぶり、こどもを抱っこ紐で「おんぶ」できる「レインコート」を着ました。
ただ、この方法だと赤ちゃんの頭がどうしてもレインコートから出てしまうので、赤ちゃんが濡れてしまうことに。
ベビー用の「レインハット」をかぶせればなんとかカバーできます。
雨足が強い場合は無理をして自転車に乗らずに、徒歩で傘をさして登園するのがおすすめです。その場合、雨具は「傘」だけです。
こどもが1歳~2歳半頃の自転車登園
電動自転車に雨よけのカバーをつけっぱなしにしているので急な雨にも対応できます。
大人用の「レインコート」は後ろのかごに入れっぱなしにしてあって、雨が降ったらすぐに被れるようにしてあります。
あと、最近折りたたみ傘を買いました。
小さなサイズなので、バッグに入れっぱなしにしていても苦にならない重さです。
いまあげた保育園に必要・便利なグッズは、冒頭にも述べましたがわたしの通っている園に限ってのものです。
ぜひご自分の園のしおりをよく読んで、わからないことは園に事前に確認して購入することをおすすめします。
この記事が、保育園に少しでも楽に通える助けになれば幸いです。